いつかひとつだったもの
火を灯す 風が吹く 水が流れる
ほんとうに小さな
いつかさえぎるだろうものは
水の中から 足を持って生まれてくる
足があるのは 知恵があること
空のどこかに 羽を持っている
それは知識 やがて失うもの
地をなし 空をなし 海をなし
人をなし 生み生まれ
やがて
許されたものの中で 生きる私たち
今見えているものは 全てではない
見えているとも 見えていないとも
だから よく 見ようとする
だんだん明るくなる
だんだん明白になる
白くあばかれる 白くさらされる
そうして 世界はあきらかになる
やがて 思いつくこと
はなはだしく 強大で
だからおそれる
おそれるから逃げる
逃れた地で いのる
どうかたたりませんように
どうかめぐまれますように
ただ この土地を 祝う
世界はひとつをうつす
ひとつは世界をうつす
火をともす ひと
霊がとどまる ひと
ひとつの ひとしい ひと
ひたすらに ひとつの 事を
生きると いうことを 営む
ひかりのした 目をひらいて
許される方へ 手をひかれて
いつかひとつだったものへと
that what used to be single once
start a flame a wind blows water flowswe who live in the forgiven
what can be seen is not everything
could be seen could be not seen
thus
carefully we try to look
eventually brightening eventually clearing up
uncovered into whiteness exposed into whiteness
in this way the world is unveiled
the world reflects singleness
singleness reflects the world
soul that starts a flame
soul where the sacred sprit stays
soul single and same
straight-heartedly committed to singleness
carrying on what is called living
subject to light eyes are open
towards the one that forgives guided holding hands
towards what used to be single once